咬合(噛み合わせ)は歯を正しくするための基本です。その人の骨格にあった顎の動き、噛み合わせを正しい位置に調整すること、そして身体の調子を整えることをコンセプトにしています。
フェリーチェでは、義歯づくりの前に、咬合矯正を行っていますのでその手順をご紹介します。
入れ歯づくりの前に「噛み合わせ作り」
フェリーチェでは入れ歯を作る前にその人の噛み合わせを治します。
一見、しっかり噛めている方でも、長年に渡る歯の位置やなどから正しい噛み合わせを失っている方が殆どです。
そのためフェリーチェでは入れ歯作りなど本格的な治療の前に噛み合わせを修正することを行っています。
噛み合わせに違和感はありませんか?
「不定愁訴(ふていしゅうそ)」という言葉があります。これは医療の言葉で、「頭痛がする」、「倦怠感、疲労感、イライラが取れない」、「睡眠が浅い」などの、「なんとなく体調が悪い」という状態です。
このような不定愁訴の一部は噛み合わせが悪いことも原因であると考えられています。
フェリーチェでは、まずこの噛み合わせをお手軽に治療できる方法としてスプリント(マウスピース)の夜間装着をおすすめしています。
顎関節症も含め、噛み合わせの悪い状態を治療していくステップをご紹介します。
型取り
まず歯科医院にて噛み合わせの型を取ります。通常の歯型を取る手法より高度な印象技術を使い、顎や歯の自然な状態を取得します。
この正しい歯型が取れないと、正しい噛み合わせ設計が出来ないため、技術ある歯科医院での印象が必要となります。
設計
フェリーチェでは取った歯型を元に咬合器に当てて正しい噛み合わせの設計をしていきます。
噛み合わせを治療していく技術はまだ一般的な歯科治療の領域ではノウハウを持っている方が少ないため、信頼できる歯科医院・歯科技工士にご相談下さい。
歯や顎に大きな負担を掛けること無く、就寝中という短い時間で矯正していくため、高い技術が求められます。ここが歯科技工士にとって腕の見せ所です。
装着、調整
作ったスプリントは、患者さんに装着感を確認していただきます。そのうえで微調整を行なってお渡しします。
定期的なメンテナンス
フェリーチェのスプリントは、就寝中に装着して、日中は付けることがありません。夜中の「歯ぎしり」、「噛みしめ」などでお悩みの方はこれでだいぶ楽になります。
概ね1ヶ月程度で歯は動いてきますので、噛み合わせを確認しながらスプリントを調整していきます。
噛み合わせ治療の完了
噛み合わせを治療すると、夜もよく眠れるようになります。また普段の身体の不調が楽になり、生活リズムも良くなります。
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